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看護師でも夜勤なしで働きたい!日勤のみで働ける求人の探し方

看護師の勤務時間は、シフトが柔軟に組まれることが通例です。
夜勤や重篤な患者への付き添いなど、重労働に加えて不規則な働き方は、生活のリズムが乱れ、体調を崩すことにもなりかねません。また、「看護師を続ける以上、夜勤は避けて通れない」と思っている方も少なくないかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。実際には、看護師でも日勤だけで働くことは可能です。
そこで、今回は日勤のみの看護師の求人についてご紹介します。

夜勤なしの看護師求人が人気の理由

夜勤なしの看護師求人が人気の理由
夜勤なしの勤務形態を望んでいる看護師は、年齢とともに増える傾向にあるようです。夜勤にはデメリットが伴うことがその理由ですが、具体的にはどんなデメリットがあるのでしょうか。

看護師の夜勤ですが、精神的・肉体的な負担を見過すことはできません。
夜勤が続くことによる身体への影響には以下のようなものがあります

・生活リズムが狂い、夜も思うように眠れない
・疲労がたまり、休んでも疲れが取れない

夜勤による不規則な生活から看護師の健康をむしばむ原因になり、看護師の離職に拍車をかけています。
看護師から全く違う職種に転職をする人もいれば、夜勤なしの看護の仕事に転職をする人も増えているのが現状です。

■日勤のみで満足な給料が得られる勤務先

探してみると、日勤のみの看護師求人は意外と多くあるものです。
意外なところでは、小規模な医療機関や緊急手術の少ない専門病院の手術室勤務が挙げられます。

夜間に緊急性の高い手術が入った場合は別ですが、原則では病棟勤務とは異なり、小規模な医療機関や緊急手術の少ない専門病院の手術室勤務は土日・祝日は休日となるところが多いです。
他には、クリニック、診療所、デイサービスや介護施設、訪問看護師、企業看護師などの求人が続きます。

変わり種は、保育園の看護師求人です。子供好きな方なら打ってつけの職場と言えるでしょ
う。ただ、求人数は多くても、保育園における看護業務は保育業務に比べれば少ないことから、給料も低めに設定されていることは覚えておいてください。

■訪問看護師として勤務するメリット・デメリット

ここでは、訪問看護師として勤務することについて掘り下げてみましょう。
訪問看護師の特徴は、1回の訪問やケアサービス時間が限定されているうえに訪問・ケアサービス時間が短く、実際にご自宅に出向いて看護をすることです。
実働時間は訪問看護の内容によって異なりますが、さほど長くはありません。

(1)訪問看護師として働くメリット
訪問看護師として働く大きなメリットは、所属する訪問看護ステーションの体制によりますが、日勤のみが多いことでしょう。
ケアプランによって訪問時間は異なりますが、1回の訪問はだいたいが30分~1時間程度です。

1日の訪問数をあらかじめ決めて午前中だけのシフトにしたり、週に3~4回だけのシフトにできるなど、働く時間を選ぶことができる求人も多いので時間の融通が利く点もメリットの1つです。
また、高収入という点も魅力的です。

(2)訪問看護師として働くデメリット
訪問看護師は、病院と違って基本1人で利用者の元に出向き、ご希望に沿った「看護・ケア」を主治医の指示や連携により行います。
老若男女問わず、在宅での療養生活をされている方が対象となります。
看護師1人で訪問することで負担のかかる部分もありますが、自信のない部分は研修会への参加や先輩との同行訪問などを通して習得していきます。

訪問看護は、医療保険は医師の指示書に基づいて、看護を行ない、介護保険はケアマネのケアプランに基づいて、ケアを行います。緊急時は、携帯電話で他のスタッフに相談することも可能です。

また訪問看護師になるには看護師の資格または准看護師の資格の資格が必要となり、医学の知識や緊急時の現場での判断能力が必要となる他に、利用者とうまくコミュニケーションをとるためのコミュニケーション能力も必要となり、より高い専門性が求められます。
そのため、経験豊富な人でないと大変な仕事です。

夜勤なしの看護師求人を探す際の注意点

夜勤なしの看護師求人を探す際の注意点
転職した看護師は、新しい職場では「中途採用」に分類され、即戦力としての働きを期待されます。そうは言っても、新しい職場に移れば、何かと以前とは勝手が違うもの。
口には出せずとも、新しい職場では、十分な職場教育と何かあった時のフォローを期待するところです。

反対に、「新人と一緒に、基礎から学ぶのはわずらわしい。それより、早くバリバリ働きたい」と望んでいる方なら、6月に転職を済ませておけば、その働きぶりは12月のボーナスに反映されるでしょう。

■夜勤なしの看護師求人を探すポイント
では次に、夜勤なしの看護求人を探すポイントについてご紹介しましょう。
多くの方は、まずPCかスマートフォンで検索することから始めると思いますが、その際に注目したいのは以下の3つの検索ワードです。

・ブランク歓迎
・ママ歓迎
・日勤のみ歓迎

この3つのキーワードで検索すると、日勤の看護師求人にヒットしやすくなります。
給与体系や、土日祝日が休日か等、条件についても詳細にチェックして、転職先は慎重に探しましょう。

一つ注意したいのは、日勤で給与が高めの設定の場合、見込み残業代が含まれている場合があることです。日勤業務の後に残業を頼まれ、結局、夜間の仕事をしなければならない、ということにもなりかねません。
日勤の求人でも、残業についての記述は見逃さないように気を付けてください。

日勤のみの看護業務がある勤務先を把握する

日勤のみの看護業務がある勤務先を把握する
日勤のみの看護師を求めている医療機関を十分に把握することが重要です。
調べてみると、病院でも日勤のみの求人を出していることが分かります。大きな病院では、日中の時間帯は外来患者の診察を行っています。

また、病棟では入院患者のリハビリに付き添うなど、看護師の仕事は山積みです。夜勤の時間帯よりも多くの看護師が必要になり、病院の日勤の看護師求人は増えているのです。
日勤の看護師求人が増えている理由は他にもあり、その一つに訪問看護ステーションの増加が挙げられます。高齢者看護が社会問題となっており、在宅ケアの需要は今後益々拡大するでしょう。訪問看護師の派遣が病院の役割として期待される中、それに伴い日勤看護師の求人も増えているのです。

また看護師の中には、あえて夜勤を好む方もいます。
それは、「夜勤の方が給料も多く稼げるし、継続して夜のシフトに組んでもらえれば、かえって生活のリズムも乱れない」からだそうです。
このように夜勤を望む看護師がいる一方で、その分、日勤看護師の求人も増えているという事情もあるのです。

まとめると、日勤の看護師求人には以下のようなものがあります。

・外来のみのクリニック
・町の診療所
・デイサービスに特化した介護施設
・病院の外来
・病院の病棟
・病院のデイケア担当
・訪問看護
・保育園
・企業勤務

病院によってはローテーションがあるので、外来勤務の継続が難しいケースもありますが、「病院勤務に夜勤は付き物」と思い込まずに、別の視点からも求人を眺めてみることも必要でしょう。

看護師の転職で転職支援サイトを活用するメリット

看護師の転職で転職支援サイトを活用するメリット
日々激務に追われている看護師の方にとって、いざ転職したいと思っても、中々実行できないのが現状ではないでしょうか。
そんな時に是非活用して欲しいのが、看護師転職支援サイトです。
看護師転職支援サイトなら、随時、日勤看護師の求人情報にアクセスできますし、転職のノウハウや様々な情報を入手することができます。

なかでも転職エージェントが運営する看護師転職支援サイトなら一般の転職市場には出回らない非公開求人も多く扱っており、質の高い、レアな看護師求人も探すことが可能です。また、日勤などの条件に限らず、給与面や配属先など、転職エージェントのコンサルタントが転職先との交渉も代行してくれます。

忙しい看護師さんにとって、これは大きなメリットと言えるでしょう。
医療機関や企業 等とのコネクションを持つ、転職エージェントだからこそできることです。


【まとめ】
いかがでしたか。夜勤なしの看護師求人も、探してみると意外と多いものです。

背景には、医療業界における慢性的な人手不足が挙げられますが、夜勤のみで働きたい看護師の存在も遠因として考えられます。
また、給与体系や勤務体系など、日勤看護と言っても一概には括れません。

多くの求人情報に触れるためには、看護師転職支援サイトへの登録をおすすめします。
転職における面接対策を実施している転職エージェントもあるので、是非、活用してみてください。
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