医療機器メーカーの営業の就職ってどうなの?仕事が難しいって本当?

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医療機器メーカーの営業の就職ってどうなの?仕事が難しいって本当?

営業職のなかでも、医療機器メーカーの営業職は給料が高く、安定した業界であることから人気があります。しかし「仕事が難しい、キツい」という評判を聞き、医療機器メーカーへの就職をためらっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、医療機器メーカーの営業職の実態やスムーズに就職するコツ、転職後に後悔しない方法などをご紹介します。

医療機器メーカーの営業ってどんな仕事?

医療機器メーカーの営業ってどんな仕事?
医療機器メーカーの営業は、医療機関に赴き、医師をはじめとする医療従事者に自社が取り扱う医療機器の特徴や使用方法を説明し、提案する仕事です。

医療機器は、MRIのような大型の診断機器、ペースメーカーなどの治療に使用する機器、血液などを検査するための機器など、多種多様です。メーカーごとに得意分野が異なるので、入社した企業によって担当する医療機器がある程度絞られます。

取り扱う医療機器によって営業スタイルはさまざまです。例えば、MRIなどの高額な機器の担当であれば、病院経営まで踏み込むコンサルティング営業のようなスタイルになります。

医療機器メーカーの営業は難しい?キツイ?大変なポイントを解説

医療機器メーカーの営業は難しい?キツイ?大変なポイントを解説
医療機器メーカーの営業で大変なポイントを5つ紹介します。

(1)医師のペースが最優先
医療機器メーカーの営業は、主に医師を相手に商談します。しかし、医師は多忙なケースが多く、アポを取りにくい傾向にあります。さらにアポが取れていたとしても、急患などで長時間待つことも少なくありません。その結果、急に残業しなければいけなくなる場合もあります。

さらに、医師は専門性の高い職業のためやや癖のある性格の人も多く、多忙なあまり不機嫌な場合もあります。そのため、医療機器メーカーの営業は、相手に合わせた柔軟な対応をしつつ自社製品を売り込む、高いコミュニケーション能力とプレゼン能力が必要です。

スケジュールの面でもコミュニケーションの面でも医師に合わせる必要があり、自分のペースで仕事ができない点が大変だと感じる営業が多いでしょう。

(2)医療分野の難しい専門知識を勉強し続ける必要がある
医療は日々進歩しており、それに伴い医療機器に使われている技術も日々アップデートしています。そのため、医療機器メーカーの営業は、常に自社製品の知識はもちろん最先端の医療分野の知見を身につける必要があります。

商談相手は医師なので、対等に話ができるレベルの知識を身につけるのは簡単ではありません。特別な知識や資格がなくても入社できる企業はありますが、他業界の営業職よりも勉強量が多いのは覚悟しておきましょう。

(3)1人で仕事をすることが多い
医療機器メーカーの営業は、直行直帰の日が多く、あまり他の社員と仕事をすることはありません。

愚痴を言い合ったり、悩みを相談したり、お互いの成果を喜んだりといった同僚とのコミュニケーションを取る機会が少なく、ストレスや孤独感を感じやすい仕事です。

単独行動を好む人にとっては働きやすいですが、チームでの仕事が好きな人は物足りなさを感じる可能性があります。

(4)夜や休日に緊急出勤することがある
手術に使用する機器を取り扱っている場合など、夜や休日でもトラブル対応のために緊急で病院に呼び出される場合があります。

医療機器は患者の命や健康を左右する場合があるので、トラブル時は時間や休みに関係なく営業担当が対応するケースが少なくありません。

(5)他の仕事に転職しにくい
医療機器メーカーの営業職は、専門性が高い分、医療業界に特化したスキルが身につく代わりに、他の仕事に活かせる経験を積みにくい傾向にあります。

医療業界でずっと活躍したい場合は問題ありませんが、いろいろな業界の営業にチャレンジしてみたい場合は、将来的に少し不利になってしまうかもしれません。

医療機器メーカーの営業の魅力とは?高年収でやりがい充分?

医療機器メーカーの営業の魅力とは?高年収でやりがい充分?
医療機器メーカーの営業は大変な点も多いですが、メリットも多い仕事です。

(1)高年収が狙える
2021年に大手転職サイト『doda』が発表した平均年収ランキングによると、医療機器メーカーの営業職の平均年収は、563万円です。同ランキングで全体の平均年収は403万円、営業系全体の平均年収は435万円なので、医療機器メーカーの営業職は高年収といえます。

また、外資系医療機器メーカーであれば、ノルマは厳しいものの、20代で年収700万円、30代で1000万円以上稼いでいる場合も多く、かなりの高年収が狙えます。外資系はノルマが厳しいですが、営業スキル次第でチャンスの多い職場です。

(2)やりがいが大きい
取り扱う医療機器によっては手術に立ち会う機会があり、自分が担当する機器が患者の役に立つ現場を直接見ることができます。医師や他の医療従事者から頼りにされる場面が多く、医療関係の仕事ならではのやりがいを感じられるでしょう。

(3)医療機器業界の将来性
安定して長く働ける業界を希望する場合、医療機器業界がおすすめです。医療は多くの人々の健康に欠かせないため、景気の波による影響を受けにくい傾向にあります。

さらに、超高齢社会による医療ニーズの拡大や医療機器のデジタル化、医療のグローバル化など、医療機器業界は今後も成長が見込まれます。

未経験だと難しい?医療機器メーカーにスムーズに就職するコツとは?

未経験だと難しい?医療機器メーカーにスムーズに就職するコツとは?
医療機器メーカーの営業職は専門性が高いため、医療業界の経験や理系のバックグラウンドがないと就職が難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、医療機器メーカーの多くは、営業経験があれば医療業界の経験は問わなかったり、文系出身者の採用に積極的だったりします。外回りが多いため、普通運転免許はほぼ必須ですが、特別な資格は不要です。

前職での営業経験や医療機器の営業を通して社会貢献をしたいと思いをアピールできれば、未経験からの就職は充分可能です。

ただし、人気の高い大手医療機器メーカーや、患者の命や健康への影響が大きく専門性の高い医療機器を販売するメーカーの場合、未経験からの採用ハードルは高いでしょう。



【医療機器メーカーの就職で後悔しない方法とは】

同じ医療機器メーカーでも、取り扱う医療機器の種類や会社の規模、外資系・内資系どちらかなどによって、給料や忙しさ、営業スタイルなどはさまざまです。

また、残業時間の多さや社風の風通しの良さ、人間関係などは、なかなか外からではわかりません。就業環境がよく、自分に合った会社を見つけるには、医療業界専門の転職エージェントを活用するのがおすすめです。

医療業界専門の転職エージェントは、医療機器メーカーとの密な関係を築いているため、実際の働き方や人間関係などの内部事情に精通しています。そのため、自分だけで活動するよりも、好条件で転職できる可能性が高まるでしょう。

特に医療業界以外からの転職の場合、実情がわかりにくく、前職で培ったスキルが通用するかの判断も難しいかもしれません。就職後に後悔しないよう、転職エージェントを通して情報収集をするのをおすすめします。



【まとめ】

医療機器メーカーの営業は、医師のペースが最優先であったり、難しい医療知識の勉強が必要だったりと大変な点が多い仕事です。しかし、高年収を目指せる、医療系ならではのやりがいがある、業界の将来が明るいなどのメリットが多い仕事でもあります。

営業経験があれば業界未経験でも門戸が開かれている場合も多いので、チャレンジする価値は充分です。

もし医療機器メーカーの営業に興味がある場合は、まずは医療業界に特化した転職サイトで、求人をチェックするのをおすすめします。

医療業界に特化した転職サイトでは、一般的な転職サイトに比べて医療機器メーカーの求人が多く、掲載情報も詳しい傾向にあります。業界未経験OKの求人も多数掲載されているので、仕事内容や給料の相場、求められるスキルなどを知り、自分に合っているか検討してみてはいかがでしょうか。