臨床工学技士になって後悔することも!?理由やおすすめの転職先を解説

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臨床工学技士になって後悔することも!?理由やおすすめの転職先を解説

臨床工学技士は、医療機器のスペシャリストとして医療現場で活躍する仕事です。臨床工学技士になるには、学校で所定のカリキュラムを修了し、国家試験に合格する必要があります。

臨床工学技士になるには、時間もお金も労力もかかります。しかし、苦労して臨床工学技士になったのにもかかわらず、後悔する人も少なくありません。

この記事では、臨床工学技士になって後悔する理由や続けるメリット、おすすめの転職先を解説します。

臨床工学技士になって後悔するポイントとは?よくある理由を解説

臨床工学技士になって後悔するポイントとは?よくある理由を解説
臨床工学技士が辞めたいと感じる主な理由を紹介します。

(1)オンコール対応がある
病院で働く臨床工学技士など、夜間の緊急事態に備えてオンコール対応が必要な場合があります。オンコール対応は、当番制で就業後も呼び出しがあれば電話対応や実際に現場に行って仕事をするという業務です。

また、施設によっては、病院に泊まって緊急対応する当直や宿直体制を採用している場合もあります。
手当はもらえますが、定時後や休日などのオフの時間でも行動が制限されるので、プライベートを大切にしながら働きたい人にとっては、ストレスが溜まりやすいといえます。

特に、臨床工学技士が少ない病院の場合、頻繁に当番が回ってくるので、大変かもしれません。

(2)勤務スタイルがハード
臨床工学技士は、シフト制の職場が多く連休が取りにくい職業です。人混みの少ない平日に出かけられるなどのメリットもありますが、連休がほぼないため旅行をするのは難しいでしょう。
また、大きな施設の場合、業務量が大きい傾向にあり、その分残業時間も長くなりがちです。

プライベートを楽しみたい人、家族との時間を多く取りたい人には不向きといえます。

独身のときには気にならなくても、結婚して子どもができると子育てに時間を割きたくなり、臨床工学技士になったことを後悔するかもしれません。

(3)緊張を強いられる
高度な医療機器や生命維持装置を必要とする患者の多くは、命の危機に瀕しています。そのため職場によっては、常に冷静に周りの状況に気を配り、医師の指示を素早く把握して対応しなければいけません。

緊張感のあるシビアな職場なので、勤務終了に一気に疲れを感じることも多く、医療現場で働くモチベーションが高い人でないと後悔してしまう可能性があります。

(4)人間関係が合わない
医療現場は一般企業と比べて異動が少なく、風通しが悪い雰囲気になるリスクが高い傾向にあります。臨床工学技士は他の医療従事者とチームで動くことが多いので、人間関係は長く働くうえで非常に大切です。

特に上司や指示を出す立場の医師との相性が悪いと、かなりのストレスを感じるかもしれません。

人間関係の問題で転職する場合「次の病院でも同じ状態になるかもしれない」と不安に思う人が多く、臨床工学技士そのものを辞めたくなる場合もあるでしょう。

(5)常に勉強が必要
医療従事者全般に言えることですが、医療の進歩から取り残されないよう常に勉強が必要です。特に臨床工学技士の専門分野である医療機器は猛スピードで進歩している分野なので、忙しい業務の合間にキャッチアップするのは簡単ではありません。

最新の機器を数年前の機器と同じような感覚で操作したばかりに、ミスにつながる場合もあります。

好奇心を持って勉強できる人にとってはやりがいのある仕事ですが、そうでない人にとっては辛く感じるでしょう。

臨床工学技士のメリットとは?続けた方がいい理由を解説

臨床工学技士のメリットとは?続けた方がいい理由を解説
臨床工学技士はハードですが、やりがいや待遇などメリットの大きな職業でもあります。大変なことがあるとデメリットに目が向きがちですが、メリットを再確認することで「辞めない方がいい」と気づく可能性もあるでしょう。

(1)医療従事者ならではのやりがいがある
臨床工学技士は、患者の生命や健康に欠かせない機器のプロフェッショナルです。透析患者以外とは直接コミュニケーションを取る機会が少ないものの、自分が携わった医療機器や生命維持装置で救われる人がいると感じられるのは、大きなやりがいです。

また、医師や看護師など他の医療従事者に頼られる機会が多いのも、やりがいにつながります。

(2)厚待遇
臨床工学技士の年収は、ボーナスも含めて350万〜450万円が相場といわれています。日本の年収の中央値(年収を並べた時に中央に位置する値)は、370万円程度です。

臨床工学技士は、比較的新しくできた資格なため、他の職業よりも若い人が多く、勤続年数が少ない傾向にあります。そのため、臨床工学技士はやや高収入の職業といえるでしょう。

さらに透析クリニックや残業の多い職場で働く臨床工学技士は、年収が高くなる傾向にあります。

職場にもよりますが、福利厚生が手厚い職場が多いのもメリットです。家賃補助などの基本的な福利厚生に加え、職員の医療費や健康診断費の補助や全額負担、レジャーの割引などの制度を設けている病院も少なくありません。

(3)将来性がある
まだ新しい職業だけあって、臨床工学技士の職域は年々拡大傾向にあります。さらにAIの導入など医療機器の進歩により、臨床工学技士の重要性は今後も高まるでしょう。

そのため、臨床工学技士の求人ニーズの高まりや待遇アップなどが期待できます。若い人の比率が高い職業なので、他の医療系の職種よりも管理職などのポジションを得るチャンスも豊富です。

今の職場の不満を解消できる!臨床工学技士におすすめの転職先

今の職場の不満を解消できる!臨床工学技士におすすめの転職先
臨床工学技士として働き続けたいけれども、今の職場に不満があるという人は、転職して環境を変えてみるのもよいでしょう。おすすめの転職先を紹介します。

(1)透析クリニック
医療現場で働き続けつつ、ワークライフバランスを改善したい人におすすめです。病院での透析業務とほぼ同じ業務内容ですが、オンコールや当直対応は基本的にありません。

残業や夜勤がなく、さらにパート勤務が可能なクリニックが多いため、子育て中など生活スタイルに合わせて働けます。

デメリットとしては、透析業務のみの仕事なので、幅広いスキルを伸ばせない点があります。

(2)医療機器メーカー
医療機器メーカーの営業サポートやフィールドエンジニアとして活躍する臨床工学技士も少なくありません。医師などの医療従事者に対する自社製品の説明や保守・点検など、医療機器の知識や病院勤務の経験を活かせます。

医療機関に勤務する臨床工学技士と比べて、年収が高めです。デメリットとしては、出張が多い点があげられます。

まとめ

まとめ
臨床工学技士が就職後に後悔する理由としては、オンコール対応がある、勤務スタイルがハードなどがあげられます。臨床工学技士の主なメリットは、厚待遇でやりがいのある点です。

臨床工学技士として転職する場合は、透析クリニックまたは医療機器メーカーがおすすめです。

転職する際は、医療業界専門の転職サイトをチェックするとよいでしょう。臨床工学技士の求人数が一般的な転職サイトよりも多く、さらに医療業界で転職するためのノウハウも載っています。今の職場に不満があるのなら、まずは転職サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。