1. 医療転職.comトップ
  2. 記事一覧
  3. MRになりたいなら必見!やりがいや魅力、向いている人の特徴を解説

MRになりたいなら必見!やりがいや魅力、向いている人の特徴を解説

MRは辛い、大変と言われることが多い職業です。その一方で多くのやりがいがあり、働きがいがあると言われています。MRという職業は過酷であるものの、やりがいや魅力が溢れている仕事なのです。

この記事では、そんなMRのやりがいや魅力、向いている人の特徴を徹底的に解説します。これからMRになりたい、新しい仕事にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。

MRのやりがいとは?

MRのやりがいとは?
まずは、MRのやりがいについて紹介します。MRのやりがいとして挙げられることが多いのが、医療業界の役に立てる、医療に関する幅広い知識を身に付けられるという2点です。

1.医療業界の役に立てること
MRとして働いている人に最もやりがいを感じる瞬間を聞くと、医療業界の役に立てたときと回答する人は多いです。
MRは、医師や看護師のように直接患者さんにケアを提供することはできません。しかし、自社で開発した輸液で患者さんの体調を整えている、自社の医療機器が患者さんの手術に貢献できているなど、間接的に患者さんに医療を提供することができます。

MRとして働く人の中には、営業をしていた薬剤で自分の家族が治療をしているのを見たときにやりがいを感じた、自分が治療を受けたときに使っていた薬が自社の商品だったなど、営業してきた医薬品に遭遇してモチベーションが上がったという人は多くいるでしょう。

また、流行している感染症のワクチンや特効薬を開発し普及させた、治療が困難と言われていた病気が自社の医薬品を使うことで完治が見込めるようになったなど、MRとして働きながら社会貢献ができる仕事です。

MRは医療機関に営業を行うだけでなく、製薬会社へフィードバックを行うこともあります。医師から情報収集することで、薬を使用して分かった効果や副作用などを製薬会社の開発部門へと伝えて、次の新薬開発に役立ててもらえる可能性もあるのです。

さらに看護師や栄養士、薬剤師などを対象に、自社製品に関する勉強会を行うこともあります。自分が持っている知識が医療業界の役に立つという点でも、魅力を感じる人が多いのです。

医療現場だけでなく新薬開発の現場に至るまで、医療業界全体に対して役に立てることが最大のやりがいになっているMRも少なくないでしょう。

2.医療に関する幅広い知識を身に付けられること
MRは自社の医薬品に関する様々な情報を伝えたり、医師からの質問に答えたりしなければなりません。そのため、医師とのコミュニケーションに支障がないように、医療や製薬について勉強する必要があります。

そのため、MRとして仕事をする過程で、医療と製薬に関連する様々な知識を身に付けられるでしょう。医療や製薬関連の知識を学ぶことで、MRとしての成長を感じることができ、仕事での結果もついてくれば、やりがいを感じられます。

MRとして働いている人は、医療業界未経験で働き始めたケースもありますが、医療系大学出身の人や元医療職の人が多くいます。大学や企業での経験を通して医療関連の知識を学んでいたとしても、MRとして働いていくには十分ではないことも珍しくありません。そのような人は積極的に勉強しており、MRとして働いている人は学習意欲が高いケースが多いです。

また、勉強をして得た知識がきっかけとなり医師から信頼を勝ち取って契約するなど、学んだことが仕事の結果に繋がることもあります。MRとして医療に関する幅広い知識を身に付けることで自己成長と仕事での結果に繋がるので、その結果としてやりがいを感じることができるでしょう。

MRになることの魅力とは?

MRになることの魅力とは?
MRの仕事には様々なやりがいがありますが、それだけでは仕事は続かないものです。MRとして長く働き続けるには、仕事の魅力を知る必要があるでしょう。ここからは、MRとして働くことの魅力を3点ご紹介します。

1.給料が良いこと
医療業界に携わっているという観点から、MRは専門職の扱いになります。そのため、給料が非常に良いのが特徴です。

外資系企業と内資系企業で給料の水準は異なりますが、外資系企業であれば中小企業であっても、内資系企業の大企業並みの給料が貰えます。また、ボーナスが非常に高額ということも特徴でしょう。

近年では基本の給料に加えて、契約を獲得したり目標売上を達成したりすると、インセンティブが支給されるケースもあります。仕事の成果に応じた報酬が支払われるのも、MR業界の魅力と言えるでしょう。



2.安定した職業であること
MRが働いている会社も医療業界の企業になるので、潰れることは滅多にないと言われています。そのため、MRは安定職として長く働き続けられる可能性が高いのです。
人間にとって医療は必要不可欠なので、医療業界がなくなる可能性はほとんどないでしょう。

また、製薬会社は内資系企業と外資系企業を合わせると、多くの企業が存在しているので、長期的に働けそうな環境を選びやすいでしょう。

3.スキルアップ制度が充実していること
医療の専門的な情報を扱うMRは、常に勉強することが求められます。そのため、企業としてスキルアップ制度を充実させていることが多いです。

例えば、勉強のための書籍購入費用を会社側が負担したり、会社全体で学習のサポートを行ったりする企業も珍しくありません。各個人に勉強しておいてというスタンスではなく、会社全体でサポートするので、MR全員で学んでいける環境が用意されているのは魅力的と言えるでしょう。

また、外資系企業であれば、本社は海外にあります。そのため、得意な英語を活かして海外で働きたいなど、自分の希望やスキル、理想のキャリアに合わせて働く場所を選べる可能性もあるでしょう。MRの仕事は、このように多くの魅力があるのです。

MRに向いている人ってどんな人?

MRに向いている人ってどんな人?
MRの仕事には、やりがいや魅力が数多くありますが、大変、つらいという意見も聞かれます。MRに向いている人であれば、大変さやつらさよりも、やりがいや魅力が勝るかもしれません。最後に、MRに向いているのはどんな人なのか、3点ご紹介します。

1.医薬品に興味があること
医薬品に興味がなければ、MRの仕事を続けることは非常に難しいでしょう。
まずは、自分が仕事で扱うことになる医薬品への興味・関心があるのか、自己分析することが大切です。

この特徴から考えると、医療職として働いた経験がある人がMRに向いているケースは少なくありません。実際に医療職からMRに転職するケースは多いです。

2.コミュニケーション能力が高い人
医療や医薬品に関する知識が豊富であっても、コミュニケーション能力が低ければ自分が持っている情報を正確に医師へ伝えられません。また、医師とのコミュニケーションから情報を得ることも難しいでしょう。説明が上手くなければ契約を勝ち取ることが難しいのはもちろん、自社製品の説明会を通して医療従事者に医薬品への理解を深めてもらうことも難しくなります。

相手がどのような情報を必要としているかを推測する、その上で相手が知りたがっていることを簡潔明瞭に伝えるという、コミュニケーションの基本が備わっている方が向いているでしょう。

3.向上心があること
MRは、前年度の売上を超える営業成績を達成することが求められます。また、MRであれば常に学習を怠ることなく、医療や製薬の知識をアップデートしなければなりません。そのため、向上心や学習意欲があり、常に上を目指す人の方が苦にならずに仕事を続けることができるでしょう。

まとめ

まとめ
MRには多くのやりがいや魅力があることがお分かりいただけたかと思います。医療業界の役に立てる、医療に関する幅広い知識を身に付けられるというやりがいは、MRとして働くときの大きなモチベーションになるでしょう。

また、MRは給料が良く、安定した職業なので、長く働き続けられる可能性が高いです。スキルアップ制度が充実していることも多いので、長期的なキャリア形成を実現できる可能性があります。

医療の進歩により、まだまだ成長していくことが考えられている業界です。MRに向いていると思った方や仕事に興味があるという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
X

この記事が気に入った場合は
Xへポストをお願いします