注目のヘルステック企業ランキング!将来性のある企業の見極め方も紹介

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注目のヘルステック企業ランキング!将来性のある企業の見極め方も紹介

多くの業界が伸び悩むなか、ヘルステック業界はたった5年間で市場規模が約50%拡大すると予測されるなど、将来性が高いといわれています。

先のキャリアを見据えた転職先としても注目されているヘルステック企業ですが、特に将来性が高い企業はどこなのでしょうか?

この記事では、ヘルステックの概要や注目企業ランキング・ベスト5、企業の見極め方について紹介します。

ヘルステックってどんなもの?概要や成長の背景を解説

ヘルステックってどんなもの?概要や成長の背景を解説
「ヘルステック」とは、医療と最先端のIT技術を組み合わせ、医療費の増大・医療格差・人材不足・病気の予防などさまざまな課題にアプローチするためのものです。

総合マーケティング事業を展開する富士経済株式会社が2019年に発表した調査結果によると、ヘルステック・健康ソリューション関連市場の規模は、2017年は2,055億円、2022年(予測)は3,083億円と急成長すると考えられています。

ヘルステック市場が成長する背景には、2025年に後期高齢者の人口が急速に増え医療費の激増などが懸念される「2025年問題」、ITテクノロジーの進歩、予防医療への関心の高まり、従業員の健康維持・改善により生産性の向上を目指す「健康経営」の普及などがあります。

また、政府が医療費の抑制や国民の健康増進を目指し、オンライン診療の方針を制定するなどヘルステック業界の後押しをしているのもプラス材料です。

そのため、ベンチャー・スタートアップ企業が多く誕生しており、さらなる成長が期待できるでしょう。

ヘルステック業界に転職するなら知っておきたい!注目の企業5選

ヘルステック業界に転職するなら知っておきたい!注目の企業5選
ヘルステック企業として特に注目を集めている5社を紹介します。

(1)エムスリー株式会社
エムスリーは、2000年に設立されたヘルステック企業です。2000年以降に創業した企業のうち唯一日経225銘柄に選ばれています。

また、2017年にアメリカの経済雑誌『Forbes』が発表した『世界で最も革新的な成長企業ランキング』で、日本のトップ、世界でも5位にランクイン。日本のみならず海外でも評価の高いヘルステック企業です。

「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」をミッションに事業を展開しています。

国内最大級の医療従事者専用サイト『m3.com』をメインに、医薬プロモーションや薬剤・医療機器の開発研究などを展開。韓国や欧米にも進出しているグローバル企業です。

(2)株式会社メドレー
2009年設立のメドレーは、医療格差・医療不信・医療従事者の不足といった医療業界の問題にフォーカスしたヘルステック企業です。

「医療ヘルスケアの未来をつくる」をミッションに、テクノロジーを活用した事業やプロジェクトを通じて「納得できる医療」の実現を目指し、医療従事者と医療を利用する人それぞれの視点から、問題解決に取り組んでいます。

メイン事業は、医療介護求人サイトの『ジョブメドレー』を展開する人材プラットフォーム事業、日本最大級のオンライン診療システム『CLINICSオンライン診療』をはじめとする医療プラットフォーム事業です。

医療業界の課題に対し、長期的な視点で取り組んでおり、今後も成長が期待されます。

(3)メドピア株式会社
2004年に医師・医学博士である石見陽氏によって設立されたメドピアは、「Supporting Doctors, Helping Patients.」というミッションのもと事業を展開している企業です。医師をはじめとする医療従事者のサポートを通して、医療業界が抱える課題の解決を目指しています。

主な事業はヘルスケア関連のコミュニティサイトの運営や人材事業などです。なかでも、医師専用コミュニティサイト『MedPeer』は、日本国内の医師の約4割が参加しており、医師がより良い医療を目指し、知見を共有し合っています。

(4) 株式会社エス・エム・エス
2003年に設立されたエス・エム・エスのミッションは、「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」です。

高齢社会が抱える「質の高い医療・介護サービスの提供が困難になる」「現役世代の負担がより深刻になる」「高齢社会の生活にまつわる困りごとの解決が困難になる」という課題を解決するために、介護・医療・キャリア・ヘルスケア/シニアライフ分野に注力しています。

看護師・助産師・保健師向け人材紹介『ナース人材バンク』や介護事業者向け経営支援サービス『カイポケ』など多くの事業を展開中です。

(5)DeNAライフサイエンス株式会社
DeNAライフサイエンスは、2014年に設立された株式会社DeNAの子会社です。自宅で唾液を採取するだけで遺伝子検査ができる『MYCODE』、ゲノムデータを活用した共同研究を進める『MYCODE Research』の2事業を展開しています。

学術機関や公官庁などとの提携による科学的・学術的根拠に基づいたサービス提供が特徴です。

ヘルステックのなかでも、遺伝子検査は注目度の高い領域のため、さらなる成長が見込まれます。

ヘルステック業界の将来って?伸びしろのある企業の見極め方

ヘルステック業界の将来って?伸びしろのある企業の見極め方
ヘルステック業界は急成長中のため、転職先を選ぶ際は企業の将来性や伸びしろを見極めるのが大切です。おすすめの見極め方は、下記の2つです。

(1)注目されている分野の企業を選ぶ
注目度の高い分野の事業を展開する企業であれば、今後の成長が期待でき、将来にわたり安定して働ける可能性が高いでしょう。特に注目されている分野は下記の通りです。

・睡眠改善サービス
睡眠の質が、心身の健康や仕事のパフォーマンスと深いかかわりがあると認知されるようになり、ヘルステックを活用した睡眠改善への関心が高まっています。

・メンタルヘルスサービス
メンタルヘルスに課題を持つ従業員の増加により、組織全体の生産性が低下するため、企業でのニーズが増えている分野です。これまで会社独自のシステムで管理してきた企業でも、アウトソーシング化がさかんになっており、今後もニーズが増加すると考えられています。

・DTC遺伝子検査サービス
遺伝子解析キットを用いて遺伝子の特性を調べ、疾患リスクや体質などを解析するサービスです。現在は健康意識の高い人が多く利用していますが、今後は結果を健康改善のための行動とリンクさせるサービスが増え、裾野が広がると予想されています。

その他、オンラインや電話で医師の診療を受けられる「遠隔診療」、血圧や心拍数といった生体情報を気軽に取得できるウェアラブルデバイスなども注目されています。

(2)医療業界専門の転職エージェントを利用する
医療業界専門の転職エージェントは、ヘルステック業界の知見が深く、豊富な案件を保持しているので、将来性や転職者の適性などを考慮し、適した転職先を紹介してくれます。
特にヘルステック業界の経験がない場合、業界の内情や企業の立ち位置を把握するのは難しく、マッチしない転職先を選んでしまうリスクがあります。
専門性の高いキャリアアドバイザーの力を借りて、将来性のある転職先を見つけましょう。

まとめ

まとめ
ヘルステック業界は、約5年間で市場規模が50%増加すると予測されるなど、成長市場として注目を集めています。そのため、将来性の高い転職先を探すのであれば、ぜひチェックしておきたい業界です。

超高齢化社会の到来などを背景に、ベンチャー・スタートアップ企業が多く誕生し、業界全体が盛り上がっています。ヘルステック企業のなかでも、エムスリー、メドレー、メドピア、エス・エム・エス、DeNAライフサイエンスの5社は特に将来有望と考えられています。

伸びしろのある企業を見極める方法としては、睡眠改善サービスなどの注目されている分野に強い企業を選ぶ、医療業界専門の転職エージェントの利用、2つがおすすめです。

また、医療業界に特化した転職サイトをチェックすると、どのような企業が求人を出しているか把握できます。