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臨床工学技士とは?仕事内容やどんな人が向いているのかを解説

2022/11/18

2022/11/17

医療機器のスペシャリストとして働く臨床工学技士は、高度医療を行うために欠かせない職業です。しかし、比較的新しい職業のため、どんな仕事なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、臨床工学技士の概要や仕事内容、向いている人の特徴などをご紹介します。

そもそも臨床工学技士とはどんな仕事?どうしたらなれるの?

そもそも臨床工学技士とはどんな仕事?どうしたらなれるの?
臨床工学技士とは、医療機器の専門家として、医師の指示のもと、医療機器の保守点検や生命維持装置の操作などをします。医療機器や生命維持装置が安全に正しく使用できるよう、医師・看護師などの医療従事者とチーム医療に携わる職業です。

臨床工学技士として働くには、国家資格が必要です。臨床工学技士の養成課程のある大学(4年制)または短大・専門学校(3年以上)で、決められたカリキュラムを修了したのち、国家試験に合格しなければいけません。

1987年に国家資格になった新しい職業で、2006年時点で約24,000人が臨床工学技士として活躍しています。

臨床工学技士の仕事内容とは?医療機関以外でも活躍できるの?

臨床工学技士の仕事内容とは?医療機関以外でも活躍できるの?
臨床工学技士は主にクリニックや病院などの医療機関で活躍していますが、なかには医療機器メーカーなど医療機関以外で働く人もいます。それぞれの仕事内容を紹介します。

(1)医療機関で働く臨床工学技士の仕事
医療機関で働く臨床工学技士の仕事は、配属先の診療科などによって異なります。配属先別の主な業務を紹介します。

・透析室業務
透析室の臨床工学技士は、血液浄化療法に携わります。血液浄化療法とは、病気などで身体のなかに蓄積された老廃物などの排泄・代謝機能が失われた場合に行われる治療です。

臨床工学技士の業務は、血管に針を刺す「穿刺(せんし)」や人工透析装置の操作、回路の組み立て、透析中の血圧や装置のチェックなど幅広いのが特徴。透析には欠かせない存在です。

・手術室業務
手術室にはさまざまな医療機器があり、手術の内容によって使用される機器は異なります。臨床工学技士は、いつでも安全に医療機器を使用できるよう、保守点検をします。

また、始業前の点検や内視鏡など手術中に使用する医療機器の操作・管理ペースメーカーの埋め込み時のプログラム操作といった幅広い業務に携わります。スムーズに手術を進めるには、臨床工学技士の力がなくてはなりません。

・集中治療室業務
集中治療室では、心臓や頭部の手術をした患者や呼吸・循環・代謝の機能が急速に悪化した患者など、命の危険がある患者に24時間体制で集中的に治療しています。

臨床工学技士は、人工呼吸器や補助循環装置をはじめとする生命維持管理装置や医療機器の操作、管理・点検などを担当します。

・心血管カテーテル業務
心血管カテーテル室は、心臓や冠動脈の病気がある、または病気の可能性がある患者の検査や治療を行う場所です。

心臓カテーテル検査は、心臓病の手術方針を決める大切な検査で、臨床工学技士は、ポリグラフや医療機器の操作などを担当します。また、緊急時には、補助循環装置などの操作にも携わります。

・呼吸器業務
肺が正常に働かなくなり、呼吸が困難になった患者には、呼吸を手助けまたは代行する人工呼吸器を取り付けます。臨床工学技士は、安全に使用されているかの監視やメンテナンス、保守点検を行います。

・高気圧酸素業務
高気圧酸素とは、高い気圧のもとで患者に酸素を吸い込ませて、血液中の酸素量を増やす治療法で、幅広い病気に対して用いられます。臨床工学技士は、高気圧酸素治療装置の操作や管理を担当しています。

・ペースメーカー/ICD業務
不整脈を患う患者に対しは、ペースメーカーや植込み型除細動器といった機器を手術で身体に植えこみます。臨床工学技士は、機器の管理・操作に携わります。

・医療機器管理業務
医療機関で使用される、さまざまな分野の医療機器の安全性・機能性を保つために、管理・保守点検をします。機器管理システムを利用し、始業前の点検や定期健診などのメンテナンスも実施します。

(2)医療機関以外での臨床工学技士の仕事
臨床工学技士の持つ医療機器に関する専門性は、医療機関以外でも活かせます。代表的な仕事は、医療機器メーカーの営業やアプリケーションスペシャリスト、フィールドサービスエンジニアなどです。

・営業
医療機関に赴き、医師をはじめとする医療従事者に自社製品の説明・提案をする仕事です。取り扱う医療機器によっては、手術に立ち会い操作を担当する場合があります。

・アプリケーションスペシャリスト
営業に同行し、自社の医療機器の特徴や使い方、特徴などを説明する役割です。価格交渉などはせず、機器の説明を通して営業をサポートします。

・フィールドサービスエンジニア
自社の医療機器を導入している医療機関に行き、保守点検や修理などを行います。トラブル時には、緊急出勤して修理や調整をする場合もあります。

臨床工学技士に興味のある方必見!向いている人の特徴とは

臨床工学技士に興味のある方必見!向いている人の特徴とは
臨床工学技士は、高度な専門知識・技術を持つスペシャリストのため、向き不向きがはっきりした職業といえます。臨床工学技士に向いている人の特徴は、以下の通りです。

(1)学び続ける姿勢のある人
医学は日々進歩しており、臨床工学技士が取り扱う医療機器や生命維持装置も最新の技術を取り入れて変化していきます。

そのため、臨床工学技士になった後も、新しい機械の知識や医療知識をアップデートし続ける必要があります。

機械を触るのはもちろん、好奇心旺盛で情報収集も好きな人であれば、楽しく仕事ができるでしょう。

(2)人の役に立ちたいという気持ちが強い人
臨床工学技士は、他の医療系の職業と同じく、多くの人の命や健康を守る仕事です。高度な医療機器や生命維持装置を取り扱うため、心機能が極度に低下、血液の浄化機能がほぼないなど、症状の重い患者と接する機会が少なくありません。

心臓を一時的に止める手術に立ち会ったり、週3日・数時間の透析治療を受ける患者と継続的に関わったりと、医療現場の最前線に立ち、ハードな仕事に携わります。

患者やその家族のために役に立ちたいという気持ちがないと、やりがいを持って働くのは難しいでしょう。

(3)チームワークを大切にできる
医療機器のスペシャリストである臨床工学技士は、医師や看護師など他の医療従事者とチームで医療に携わります。

連携や情報共有が不充分だと、患者の命や健康に影響することもあります。全体のことを考えて気を配り、必要な意見はしっかり伝えるといったように、チームワークを大切にすることが求められる仕事です。

(4)冷静に行動できる
臨床現場では、患者の容態が急変するケースも多数あります。心臓手術で人工心肺を操作しているときなど、一瞬の判断ミスが命の危険に関わる場合もあるでしょう。

トラブル時にも落ち着いて、医師の指示に沿って対応できる力は、臨床工学技士として活躍するうえで不可欠です。

まとめ

まとめ
臨床工学技士は、医療機器や生命維持装置のエキスパートとして医療現場を支えています。主な勤務先は医療機関ですが、医療機器メーカーの営業などで働く人もいます。

臨床工学技士に向いているのは、学習意欲や人の役に立ちたいという気持ちが強い人などです。

臨床工学技士を目指すなら、大学または専門学校で決められたカリキュラムを修了し、国家試験に合格する必要があります。

臨床工学技士の人数はまだまだ少なく、一般的な転職サイトではあまり求人が見つからない可能性があるため、臨床工学技士の仕事を探す際は、医療業界に特化した転職サイトがおすすめです。
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利用規約

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  • 「本規約」とは、「医療転職.com利用規約」をいいます。
  • 「本サイト」とは、当社が運営する「医療転職.com」(その理由を問わずサービスの名称又は内容が変更された場合、当該変更後のサービスを含みます。)と称するウェブサイト(https://www.iryo-tenshoku.com/)をいいます。
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  • 「会員」とは、当社所定の手続に従い、会員として登録された者をいいます。
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第2条 適用範囲

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第3条 本サービス

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第5条 ID・パスワードの管理

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  4. 当社は、以下のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報の全部又は一部を閲覧、保存し、または第三者へ開示することがあります。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。
    • 会員の同意を得たとき
    • 当社が閲覧等の同意を求める連絡を会員に行なってから7日以内に、当該会員からの回答がなかったとき
    • 裁判所、警察等の公的機関から、法令に基づく正式な照会を受けたとき
    • 法律に従い開示の義務を負うとき
    • 会員が第9各号に該当する禁止行為を行ったとき
    • 当社又は第三者の生命・身体・その他重要な権利を保護するために必要なとき
    • 本サービスのメンテナンスや技術的不具合解消のために必要があるとき
    • 上記各号に準じる必要性があるとき
  5. 当社は、以下のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報について、その全部又は一部を削除することができます。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。当社は、削除された送信情報について、当該情報の復旧を含めて一切責任を負いません。
    • 会員の同意を得たとき
    • 会員が第9条各号に該当する禁止行為を行ったとき
    • その理由を問わず、本契約が終了したとき
    • 第12条によって本サービスが変更、中断、終了したとき
    • 上記各号に準じる必要性があるとき
  6. 第4項及び前項に拘らず、当社は、送信情報を監視する義務は負いません。

第9条 禁止行為

会員は、本サービスの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断する行為をしてはなりません。

  • 本サービスを通じて入手した送信情報について、会員の個人としての私的利用以外に利用する行為
  • 法令に違反する行為
  • 犯罪に関連する行為
  • 公序良俗に反する行為
  • 当社又第三者の知的財産権等、プライバシー権、名誉権、信用、肖像権、その他一切の権利又は利益を侵害する行為
  • 本サービスの運営・維持を妨げる行為
  • 本サービスのネットワーク又はシステム等に過度の負担をかける行為
  • スクレイピングプログラムを利用して本サービスにアクセスする行為
  • 本サービスのネットワークに不正にアクセスする行為
  • リバースエンジニアリング、逆コンパイル、又は逆アセンブラ、その他本サービスを解析しようと試みる行為
  • 第三者になりすます行為
  • 第三者に本サービスを利用させる行為
  • 宣伝、広告、勧誘又は営業をする行為
  • 本サービスにより利用しうる情報を改ざんする行為
  • 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。)の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与をする行為
  • 前各号の行為を直接又は間接に惹起し又は容易にする行為
  • その他、当社が不適切と判断する行為

第10条 登録抹消等

  1. 当社は、会員が以下の各号のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報の公開停止若しくは削除、本サービスの利用を一時的に停止、又は会員としての登録を抹消して本契約を解除することができます。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。
    • 本規約のいずれかの条項に違反した場合
    • 第4条第3項各号に該当することが判明した場合
    • 1ヶ月以上本サービスの利用がなく、当社からの問い合わせに対して、1ヶ月以上応答がない場合
    • その他、当社が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
  2. 会員は、前項各号のいずれかに該当し、又は、該当すると当社が判断した場合は、当社に対して負っている債務の一切について期限の利益を失い、直ちに当社に対する全ての債務の履行をしなければなりません。
  3. 当社は、本条に基づき当社が行った行為により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。

第11条 有効期間

  1. 会員は、当社所定の方法により、いつでも会員登録の抹消を申し出ることができます。
  2. 本契約の有効期間は、本サービスが終了又は会員登録が抹消されるまでとします。
  3. 本契約が終了した場合、当社は、送信情報を返還又は保管等する義務を負わず、会員に何らの通知等することなく、これを削除できるものとします。

第12条 本サービスの変更、中断、終了

当社は、事業上の理由、システムの過負荷・システムの不具合・メンテナンス・法令の制定改廃・天災地変・偶発的事故・停電・通信障害・不正アクセス、その他の事由により、事前の予告なくして、本サービスをいつでも変更、中断、終了することができます。当社は、上記各事由又はこれによる上記本サービスの変更、中断、終了によって会員に生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。

第13条 紛争処理及び損害賠償

  1. 会員は、本サービスの利用に関連して当社に損害を与えた場合、当社に対し、その損害を賠償するものとします。
  2. 会員が、本サービスに関連して第三者との間で紛争が生じた場合、会員は、直ちにその内容を当社に通知すると共に、会員の費用と責任において、当該紛争を処理し、その進捗及び結果を当社に報告するものとします。当社は、会員と第三者との間の紛争には、一切関与しません。
  3. 当社が、会員による本サービスの利用に関連して第三者との間で紛争が生じた場合、会員は、会員の費用と責任において、当該紛争を処理し、その進捗及び結果を当社に報告すると共に、当社が支払いを余儀なくされた金額その他の損害を賠償するものとします。

第14条 秘密保持

会員は、本サービスに関連して当社が会員に対して秘密に扱うことを指定して開示した情報について、当社の事前の書面による承諾がある場合を除き、開示目的以外に利用せず、また、第三者に開示しないものとします。

第15条 個人情報の取扱い

当社は、個人情報を、当社所定の「プライバシーポリシー」に基づき、適切に取り扱うものとします。

第16条 本規約の変更

  1. 当社は、その理由を問わず本規約をいつでも任意に変更することができるものとし、会員はこれに同意します。
  2. 当社が別途定める場合を除き、本規約の変更は、本サイトに掲載する方法によって会員へ通知します。
  3. 本規約の変更は、前項の通知の時点より効力を生じるものとします。
  4. 会員が本規約の変更を同意しない場合、会員の唯一の対処方法は、会員登録を抹消するのみとなります。

第17条 連絡

  1. 当社から会員への連絡は、書面の送付、電子メールの送信、または本サービス若しくは本サイトへの掲載等、当社が適当と判断する手段によって行います。当該連絡が、電子メールの送信又は本サービス若しくは本サイトへの掲載によって行われる場合は、インターネット上に配信された時点で会員に到達したものとします。
  2. 会員から当社への連絡は、当社所定の問合せフォームから、又は問合せ用メールアドレス宛に行うものとします。当社は、問合せフォーム又は問合せ用メールアドレス以外からの問い合わせについては、対応できません。

第18条 権利義務の譲渡

  1. 当社は、会員に対する債権を第三者に譲渡できるものとし、会員は、そのために会員の個人情報等が当該第三者に提供されることを承諾するものとします。
  2. 会員は、当社の事前の書面による承諾なく、本契約上の地位又は本サービスに基づく権利義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできないこととします。

第19条 完全合意

本規約は、本契約に係る当事者間の完全な合意を構成し、口頭又は書面を問わず、本契約に係る当事者間の事前の合意、表明及び了解に優先します。

第20条 分離可能性

本規約の規定の一部が法令又は裁判所により違法、無効又は不能であるとされた場合においても、当該規定のその他の部分及び本規約のその他の規定は有効に存続します。

第21条 準拠法

本契約の準拠法は、日本法とします。

第22条 管轄

本契約に関連して当社と会員との間で紛争が生じた場合、訴額に応じて東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上

2013年10月16日 制定

必須

個人情報保護方針

株式会社エリメントHRC(以下「当社」といいます。)は、当社が提供する各種サービス(以下、「本サービス」といいます。)における、お客様の大切な個人情報の取扱いについて、以下のとおりプライバシーポリシーを定め、その保護に万全を尽くします。

第1条 個人情報の定義

個人情報とは、個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、電話番号、住所、電子メールアドレスなど、特定の個人を識別することができる情報(当該情報だけでは特定の個人を識別できなくても、ほかの情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別できるものを含みます。)をいいます。

第2条 クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等

  1. クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等については、当該情報単独で特定の個人を識別することができないため、当社では、個人情報とは認識していません。ただし、当該情報が個人情報と一体となって使用される場合には、当該情報も特定の個人を識別できるため個人情報とみなします。
  2. 本サービスでは、広告配信事業者が提供するプログラムを利用し、特定のウェブサイトにおいて行動ターゲティング広告(ウェブサイト閲覧情報などを元に、お客様の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法)を行っております。 その際、お客様のウェブサイト訪問履歴情報を採取するため、クッキーを使用しています(ただし、個人を特定・識別できるような情報は、一切含まれておりません。)。広告配信事業者は 当該クッキーを使用して、ウェブサイトへの過去のアクセス情報に基づいて広告を配信します。この広告の無効化を希望されるお客様は 広告配信事業者のオプトアウトページにアクセスして、クッキーの使用を無効にしてください。ただし、その場合、本サービスの一部の機能を利用できなくなる可能性があります。

第3条 個人情報の取得

当社は、当社が本サービスを提供するために必要な範囲で、お客様から提供して頂く方法又はお客様が本サービスを利用するにあたって当社が収集する方法によって、お客様の個人情報を取得します。当社は、適正に個人情報を取得し、偽り及びその他不正な手段等により個人情報を取得することはありません。

第4条 個人情報の利用目的

当社は、取得したお客様の個人情報を、当社と人材紹介契約を交わしている求人企業に応募するため、以下の利用目的で、又は当該利用目的の達成に必要な範囲で、利用をします。万一、利用目的の変更が必要となった場合には、その旨をお客様に通知又は公表します。

  1. 本サービスに関する登録の受付、本人確認等、本サービスの提供、維持、保護及び改善のため
  2. 本サービスの内容に関する情報、アップデート情報、イベント・キャンペーン情報、規約等の変更情報等の告知のため
  3. 本サービスに関するご案内、お問い合せ等への対応のため
  4. 本サービスに関する当社の規約、その他諸規程に違反する行為への対応のため
  5. 本サービスの利用に関する統計データを作成するため
  6. 今後の本サービスに関する企画、立案又は実施のため
  7. 当社又は第三者の広告の配信又は表示のため
  8. キャンペーン等に当選されたお客様に賞品等を発送するため
  9. その他マーケティングに利用するため

第5条 取得した個人情報の第三者提供、預託及び共同利用

今後、お客様に本サービスを提供するにあたり、当社と共同して業務を行うビジネスパートナーが必要な場合には、お客様の個人情報をそのビジネスパートナーと共同利用することがあります。この場合に当社は、利用目的、ビジネスパートナーの名称、情報の種類、管理者の名称について、お客様に公表した上で共同利用することとします。

【共同利用について】
利用目的   会員への求人提案の充実
名称     株式会社KaUPメディカルコンサルティング
       株式会社メディカル東友
情報の種類  会員情報

第6条 個人情報の開示、訂正及び利用停止等

  1. 当社は、お客様から、個人情報保護法の定めに基づき個人情報の開示を求められた場合には、個人情報保護法により当社が開示の義務がある場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の開示を行います。なお、個人情報の開示にあたっては、当社が別途定める手続きに従って開示手数料をお支払い頂く場合があります。
  2. 当社は、お客様から、(1)個人情報が真実でないという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその内容の訂正を求められた場合、及び(2)予め公表された利用目的の範囲を超えて取り扱われているという理由又は偽りその他不正の手段により収集されたものであるという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその利用の停止を求められた場合には、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく必要な調査を行い、その結果に基づき、個人情報の内容の訂正又は利用停止を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  3. 当社は、お客様から、お客様の個人情報について消去を求められた場合には、当社が当該請求に応じる必要があると判断した場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の消去を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  4. 前各項の請求に際しては、以下の内容その他当社所定の情報・資料を送付してください。
    • 氏名・住所・電話番号・メールアドレス
    • 請求内容・経緯・根拠資料
    • 本人確認資料
  5. 以下の各号のいずれかに該当する場合は、第1項及び第2項の請求に応じることができない場合があります。その際は、お客様に対してその旨を通知すると共に、理由を説明します。
    • お客様又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
    • 当社の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
    • 法令に違反することとなる場合
    • お客さまご本人からの請求であることが確認できない場合

第7条 リンク

当社のウェブサイトからリンクされている当社以外の事業者が、そのウェブサイト上で個人情報の取得を行う場合がありますが、その際には本プライバシーポリシーは適用されることはなく、当社は当社以外の事業者が個人情報を取り扱うことに関し、なんら義務や責任を負いません。

第8条 問い合わせ窓口

本プライバシーポリシーに対するご意見、ご質問、その他個人情報の取り扱いに関するお問い合わせ及び第6条に基づくご請求は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

第9条 改訂

本プライバシーポリシーを改訂する場合は、改訂日及び改訂内容を速やかに当社のウェブサイト上で告知します。

以上

2013年10月16日 制定

必須