認定看護師と専門看護師の違いって?仕事内容や資格など詳しく解説
2022/10/03
2026/03/31
高い専門性を持つ看護のプロフェッショナルが取得する資格として「認定看護師」と「専門看護師」があります。看護師としてのキャリアアップのために、取得を目指す人も多い資格ですが、両者の違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、両者の役割などの違いや資格をとる方法、どういった人が向いているかなどを詳しく解説します。キャリアアップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
この記事では、両者の役割などの違いや資格をとる方法、どういった人が向いているかなどを詳しく解説します。キャリアアップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
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認定看護師と専門看護師って何が違うの?役割など解説
認定看護師と専門看護師の違いや役割について解説します。どちらも医療の技術の進歩や専門化に合わせて設けられた資格ですが、その専門性や役割には違いがあります。
特定の看護分野において優れたスキルと豊富な知識を持つ看護師を、現場に送り出し、より質の高い看護を広めるためにつくられた資格です。
認定看護師は、特定の認定看護分野において「実践」「指導」「相談」の3つの役割を担います。
・実践:優れた看護スキルを用いて、質の高い看護を実践する
・相談:看護師などケア提供者のコンサルテーション(相談)を行う
・指導:看護実践を通して周囲の看護師を指導する
認定看護分野は、制度の移行にともない、2026年度をもって教育が終了する21分野と2020年度から教育がスタートした19分野があります。
・2026年度をもって教育が終了する21分野
救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、訪問看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護
・2020年度から教育がスタートした19分野
感染管理、がん放射線療法看護、がん薬物療法看護、緩和ケア、クリティカルケア、呼吸器疾患看護、在宅ケア、手術看護、小児プライマリケア、新生児集中ケア、心不全看護、腎不全看護、生殖看護、摂食嚥下障害看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中看護、皮膚・排泄ケア
複雑で解決困難な課題を抱える患者や家族に対して、より質の高い看護を提供するために、優れた看護スキルと知識を持った看護師を世に送り出すことを目的につくられた資格です。専門看護師は、施設全体や地域の看護の質を上げるのも業務範囲内なので、総合的に課題を把握する高い判断力と視野の広さが必要です。
専門看護師の役割は、「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の計6つです。
・実践:優れた看護スキルを用いて、質の高い看護を実践する
・相談:看護師などケア提供者のコンサルテーション(相談)を行う
・調整:必要な看護ケアをスムーズに提供できるよう、保健医療福祉に関わる人たちのコーディネーションを行います。
・倫理調整:患者やその家族などの関係者の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る
・教育:看護者がケアの質を向上できるよう、教育的な役割をする
・研究:専門知識やスキルの向上・開発を目標に、実践の場で研究活動をする
専門看護師の専門看護分野は、下記の13分野です。
がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護
どちらも看護師としての専門性を活かせる役割ですが、両者を比較すると、医療現場での看護ケアの比重や仕事の幅広さに違いがあります。認定看護師は現場での看護ケアのスペシャリストですが、専門看護師は関係各所との連携や教育、研究など、現場から離れた仕事も多く担当します。
(1)認定看護師とは
特定の看護分野において優れたスキルと豊富な知識を持つ看護師を、現場に送り出し、より質の高い看護を広めるためにつくられた資格です。
認定看護師は、特定の認定看護分野において「実践」「指導」「相談」の3つの役割を担います。
・実践:優れた看護スキルを用いて、質の高い看護を実践する
・相談:看護師などケア提供者のコンサルテーション(相談)を行う
・指導:看護実践を通して周囲の看護師を指導する
認定看護分野は、制度の移行にともない、2026年度をもって教育が終了する21分野と2020年度から教育がスタートした19分野があります。
・2026年度をもって教育が終了する21分野
救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、訪問看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護
・2020年度から教育がスタートした19分野
感染管理、がん放射線療法看護、がん薬物療法看護、緩和ケア、クリティカルケア、呼吸器疾患看護、在宅ケア、手術看護、小児プライマリケア、新生児集中ケア、心不全看護、腎不全看護、生殖看護、摂食嚥下障害看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中看護、皮膚・排泄ケア
(2)専門看護師とは
複雑で解決困難な課題を抱える患者や家族に対して、より質の高い看護を提供するために、優れた看護スキルと知識を持った看護師を世に送り出すことを目的につくられた資格です。専門看護師は、施設全体や地域の看護の質を上げるのも業務範囲内なので、総合的に課題を把握する高い判断力と視野の広さが必要です。
専門看護師の役割は、「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の計6つです。
・実践:優れた看護スキルを用いて、質の高い看護を実践する
・相談:看護師などケア提供者のコンサルテーション(相談)を行う
・調整:必要な看護ケアをスムーズに提供できるよう、保健医療福祉に関わる人たちのコーディネーションを行います。
・倫理調整:患者やその家族などの関係者の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る
・教育:看護者がケアの質を向上できるよう、教育的な役割をする
・研究:専門知識やスキルの向上・開発を目標に、実践の場で研究活動をする
専門看護師の専門看護分野は、下記の13分野です。
がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護
どちらも看護師としての専門性を活かせる役割ですが、両者を比較すると、医療現場での看護ケアの比重や仕事の幅広さに違いがあります。認定看護師は現場での看護ケアのスペシャリストですが、専門看護師は関係各所との連携や教育、研究など、現場から離れた仕事も多く担当します。
認定看護師と専門看護師の資格の取り方って?その違いとは
認定看護師と専門看護師は、資格の取り方も違います。それぞれ紹介します。
認定看護師の資格を取得するには、看護師免許を取得した後に、通算5年間以上の実務研修(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)を受けることが必須です。
上記の条件を満たしたうえで、認定看護師教育機関で学び、認定審査に合格する必要があります。認定教育機関には、2014年に設けられた「特定行為研修」が、カリキュラムに含まれない「A課程認定看護師教育機関」と、カリキュラムに含まれる「B課程認定看護師教育機関」があります。
特定行為研修を受けると、従来は医師の判断により実施してきた特定の診療補助を、看護師の判断で行えるようになります。
A課程認定看護師教育機関の開講期間は約6ヶ月で、時間数は600時間以上。B課程認定看護師教育機関の開講期間は1年以内で、時間数は約800時間、さらに特定行為に関する実習時間も設けられます。
教育機関の入学金・授業料・審査料資格取得に必要な費用は、約100万円かかります。
専門看護師の資格をとるには、認定看護師と同様、看護師免許を取得した後に、通算5年間以上の実務研修(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)を受けることが必須です。
認定看護師との違いは、教育機関で受ける教育の要件です。専門看護師の資格を取得するには、看護系大学大学院で2年間の修士課程を修了し、所定の単位を総計26単位または38単位取得。認定審査に合格する必要があります。
認定看護師の資格を取得するのも、学校に通い所定のカリキュラムを修了する必要があり、非常に大変です。しかし、専門看護師は大学院で2年間勉強する必要があるため、さらにハードルが高いといえるでしょう。
資格取得に必要な費用の目安は、200万~300万円です。
両者とも、費用と時間がかかるため、キャリアアップを見据えて計画的に取得しなければいけません。
認定看護師と専門看護師、向いているのはどんな人?
認定看護師と専門看護師は、高い専門知識と看護スキルが必要で、取得のハードルも高い資格です。自分にどちらが向いているかをしっかり知ったうえで、目指すのをおすすめします。
それぞれ向いているタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
・看護学校卒業後に現場での経験を積みながら、より高い専門性を身につけたい
・幅広い分野に関わるよりもある特定の分野に注力したい
・キャリアアップしても患者と接しながら働きたい
・できるだけ短い期間で専門性を磨き、キャリアアップしたい
・周囲の看護師などのスタッフがスキルアップできるよう取り組みたい
・看護系大学を卒業後、より高い専門性を身につけたい
・現場での看護ケアだけでなく、さまざまな角度から患者や家族をサポートしたい
・他の医療関係者なども巻き込み、医療体制を整える仕事をしたい
・自宅など病院以外の場所でも、患者が必要な医療を受けられる体制を整えたい
・治療方針の決定など倫理的な課題に取り組みたい
(1)認定看護師の資格の取り方
認定看護師の資格を取得するには、看護師免許を取得した後に、通算5年間以上の実務研修(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)を受けることが必須です。
上記の条件を満たしたうえで、認定看護師教育機関で学び、認定審査に合格する必要があります。認定教育機関には、2014年に設けられた「特定行為研修」が、カリキュラムに含まれない「A課程認定看護師教育機関」と、カリキュラムに含まれる「B課程認定看護師教育機関」があります。
特定行為研修を受けると、従来は医師の判断により実施してきた特定の診療補助を、看護師の判断で行えるようになります。
A課程認定看護師教育機関の開講期間は約6ヶ月で、時間数は600時間以上。B課程認定看護師教育機関の開講期間は1年以内で、時間数は約800時間、さらに特定行為に関する実習時間も設けられます。
教育機関の入学金・授業料・審査料資格取得に必要な費用は、約100万円かかります。
(2)専門看護師の資格のとり方
専門看護師の資格をとるには、認定看護師と同様、看護師免許を取得した後に、通算5年間以上の実務研修(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)を受けることが必須です。
認定看護師との違いは、教育機関で受ける教育の要件です。専門看護師の資格を取得するには、看護系大学大学院で2年間の修士課程を修了し、所定の単位を総計26単位または38単位取得。認定審査に合格する必要があります。
認定看護師の資格を取得するのも、学校に通い所定のカリキュラムを修了する必要があり、非常に大変です。しかし、専門看護師は大学院で2年間勉強する必要があるため、さらにハードルが高いといえるでしょう。
資格取得に必要な費用の目安は、200万~300万円です。
両者とも、費用と時間がかかるため、キャリアアップを見据えて計画的に取得しなければいけません。
認定看護師と専門看護師、向いているのはどんな人?
認定看護師と専門看護師は、高い専門知識と看護スキルが必要で、取得のハードルも高い資格です。自分にどちらが向いているかをしっかり知ったうえで、目指すのをおすすめします。
それぞれ向いているタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
(1)認定看護師に向いている人
・看護学校卒業後に現場での経験を積みながら、より高い専門性を身につけたい
・幅広い分野に関わるよりもある特定の分野に注力したい
・キャリアアップしても患者と接しながら働きたい
・できるだけ短い期間で専門性を磨き、キャリアアップしたい
・周囲の看護師などのスタッフがスキルアップできるよう取り組みたい
(2)専門看護師に向いている人
・看護系大学を卒業後、より高い専門性を身につけたい
・現場での看護ケアだけでなく、さまざまな角度から患者や家族をサポートしたい
・他の医療関係者なども巻き込み、医療体制を整える仕事をしたい
・自宅など病院以外の場所でも、患者が必要な医療を受けられる体制を整えたい
・治療方針の決定など倫理的な課題に取り組みたい
専門性アップ!専門看護師や認定看護師を取得するメリットとは
看護師が専門看護師や認定看護師を取得するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。代表的なものを5つ紹介します。
認定看護師や専門看護師を取得することで、特定の領域についての深い知識と高度な看護技術を習得できます。
がん看護や救急看護、感染管理など、専門分野における最新の治療法や看護技術を体系的に学ぶことで、高度化・複雑化する医療現場のなかで、より質の高い看護ケアを提供できるようになります。
チーム医療においても専門家として的確な判断や提案ができ、欠かせない存在として活躍できるでしょう。
職場によって待遇は異なりますが、資格を取得することで、資格手当の支給・基本給の増額・昇進などのチャンスが増え、年収アップが期待できます。
特に専門看護師は管理職としての役割も担うことが多く、管理職に昇給することで、大幅な給与アップの可能性も十分あります。
これまでの看護業務に加えて、医療機関内での指導者的な役割・地域医療への取り組み・教育機関やセミナーでの講師・学会の発表など活躍の場が大きく広がります。
現場での看護だけではなく、働く環境や役割などキャリアの選択肢が増え、より充実した働き方を目指せます。
専門看護師や認定看護師は専門性が高く、患者が起きている日勤の勤務が多くなる傾向があります。
特に専門看護師は、管理職的な役割を担ったり外部とのやり取りが多く発生したりする場合が多く、日勤メインで働く看護師が少なくありません。
夜勤の回数が減る、あるいは免除されることによって、身体的な負担を軽減できます。
認定看護師や専門看護師の資格を保有している、または資格を活かした実務経験がある場合、他の看護師との差別化ができ、転職や復職の際に有利になる場合があります。
認定看護師や専門看護師の数はまだまだ少なく、高待遇を用意して人材を探している求人もあるため、より良い環境で働けるかもしれません。
(1)専門性が向上する
認定看護師や専門看護師を取得することで、特定の領域についての深い知識と高度な看護技術を習得できます。
がん看護や救急看護、感染管理など、専門分野における最新の治療法や看護技術を体系的に学ぶことで、高度化・複雑化する医療現場のなかで、より質の高い看護ケアを提供できるようになります。
チーム医療においても専門家として的確な判断や提案ができ、欠かせない存在として活躍できるでしょう。
(2)年収がアップする
職場によって待遇は異なりますが、資格を取得することで、資格手当の支給・基本給の増額・昇進などのチャンスが増え、年収アップが期待できます。
特に専門看護師は管理職としての役割も担うことが多く、管理職に昇給することで、大幅な給与アップの可能性も十分あります。
(3)活躍の場が広がる
これまでの看護業務に加えて、医療機関内での指導者的な役割・地域医療への取り組み・教育機関やセミナーでの講師・学会の発表など活躍の場が大きく広がります。
現場での看護だけではなく、働く環境や役割などキャリアの選択肢が増え、より充実した働き方を目指せます。
(4)夜勤が少ない働き方ができる
専門看護師や認定看護師は専門性が高く、患者が起きている日勤の勤務が多くなる傾向があります。
特に専門看護師は、管理職的な役割を担ったり外部とのやり取りが多く発生したりする場合が多く、日勤メインで働く看護師が少なくありません。
夜勤の回数が減る、あるいは免除されることによって、身体的な負担を軽減できます。
(5)転職や復職時にアピールできる
認定看護師や専門看護師の資格を保有している、または資格を活かした実務経験がある場合、他の看護師との差別化ができ、転職や復職の際に有利になる場合があります。
認定看護師や専門看護師の数はまだまだ少なく、高待遇を用意して人材を探している求人もあるため、より良い環境で働けるかもしれません。
費用がかかる!専門看護師や認定看護師を取得するデメリットとは
専門性が向上する・給与がアップするなど、認定看護師や専門看護師を取得するメリットはたくさんあります。ですがデメリットもあるので、しっかり理解したうえで取得するかを決めましょう。
認定看護師や専門看護師を取得するには、百万単位の費用と年単位の時間がかかります。職場にサポート制度がない場合は、費用の負担が大きいと感じる人も多いでしょう。
特に専門看護師は、大学院で学ぶ必要があるため両立は大変です。休職・退職する場合は、収入減や医療現場から離れることによる看護技術の低下などの不安もあります。
職場はもちろん、日本看護協会などの奨学金制度を調べ、できるだけ負担を押さえる方法を探しましょう。
認定看護師や専門資格を取得したとしても、資格を重要視しない職場では、活用し切れない可能性があります。
努力をして資格を取得したとしても、実務で役立てられなければ、仕事へのモチベーションは下がってしまいます。
今の職場で資格をどのように活かせるかをリサーチしておくと、取得後のギャップを防げます。場合によっては、資格取得後の転職も視野に入れましょう。
全ての職場が、認定看護師や専門看護師の資格手当を設けているわけではありません。特に資格を重要視していない職場の場合、昇給につながらないケースもあります。
年収アップを期待して資格を取得した場合、「費用と時間をかけて取得したのに、給料が変わらない」と後悔するかもしれません。取得前に、資格手当の有無を確認しておきましょう。
認定看護師や専門看護師は、一定以上のレベルを保つために5年ごとに認定更新を実施しています。そのため、資格取得後も、継続的に勉強する必要があります。
多忙な業務のかたわら、常に学び続けるのは簡単ではありません。また、学習用の書籍など費用負担もあります。
認定看護師や専門看護師の数は少ないため、必要な場面ではいろいろなチームから声が掛かり、業務量が増えるかもしれません。
また、困難な症例や組織全体の看護の質向上などにおいて、模範的な役割を担うことが多く、プレッシャーを感じる場面が増える可能性があります。
(1)費用や時間がかかる
認定看護師や専門看護師を取得するには、百万単位の費用と年単位の時間がかかります。職場にサポート制度がない場合は、費用の負担が大きいと感じる人も多いでしょう。
特に専門看護師は、大学院で学ぶ必要があるため両立は大変です。休職・退職する場合は、収入減や医療現場から離れることによる看護技術の低下などの不安もあります。
職場はもちろん、日本看護協会などの奨学金制度を調べ、できるだけ負担を押さえる方法を探しましょう。
(2)職場によっては資格を活用できない
認定看護師や専門資格を取得したとしても、資格を重要視しない職場では、活用し切れない可能性があります。
努力をして資格を取得したとしても、実務で役立てられなければ、仕事へのモチベーションは下がってしまいます。
今の職場で資格をどのように活かせるかをリサーチしておくと、取得後のギャップを防げます。場合によっては、資格取得後の転職も視野に入れましょう。
(3)給料が上がらない場合がある
全ての職場が、認定看護師や専門看護師の資格手当を設けているわけではありません。特に資格を重要視していない職場の場合、昇給につながらないケースもあります。
年収アップを期待して資格を取得した場合、「費用と時間をかけて取得したのに、給料が変わらない」と後悔するかもしれません。取得前に、資格手当の有無を確認しておきましょう。
(4)継続的に勉強しなければいけない
認定看護師や専門看護師は、一定以上のレベルを保つために5年ごとに認定更新を実施しています。そのため、資格取得後も、継続的に勉強する必要があります。
多忙な業務のかたわら、常に学び続けるのは簡単ではありません。また、学習用の書籍など費用負担もあります。
(5)仕事量が増える場合がある
認定看護師や専門看護師の数は少ないため、必要な場面ではいろいろなチームから声が掛かり、業務量が増えるかもしれません。
また、困難な症例や組織全体の看護の質向上などにおいて、模範的な役割を担うことが多く、プレッシャーを感じる場面が増える可能性があります。
専門看護師・認定看護師だけじゃない!その他のキャリアアップ方法について解説
看護師のキャリアアップ方法は、専門看護師・認定看護師だけではありません。ここでは、認定看護管理者・特定看護師について紹介します。
認定看護管理者は、医療機関や介護施設の管理者として必要な知識・技術を持ち、組織の看護サービスを向上するスキルがあると認められた看護師のことです。
マネジメントのスペシャリストとして、看護師の教育体制の整備や人材育成、労働環境の整備、組織全体での医療事故の防止や安全管理の徹底などを行います。
認定看護管理者を受験するには、看護師免許取得後の実務経験が通算5年以上・そのうち通算3年以上は看護師長相当以上の看護管理経験があることに加え、下記のどちらかの要件を満たさなければいけません。
・認定看護管理者教育課程サードレベルを修了
・看護管理に関連する学問領域の修士以上の学位を取得
認定看護管理者教育課程は、ファーストレベル・セカンドレベル・サードレベルに分かれています。教育課程の時間数は合計465時間、受講料は受講する教育機関にもよりますが合計60万円以上かかります。
認定看護管理者を取得する主なメリットは、看護部門のトップマネジメントとして活躍できる、より高度な組織管理能力を身につけられる、昇進・昇給の機会が増えるなどです。
経験年数など取得条件が厳しいですが、その分、資格を持つ看護師のニーズは高いといえます。管理職を目指すのであれば、挑戦する価値は十分あるでしょう。
特定看護師とは、特定行為研修を修了した看護師のことです。医師や歯科医師が事前に作成した手順書に従うことを条件に、医師や歯科医師の判断を待たずに、特定行為と呼ばれる一定の診療補助業務を実施できます。
特定行為には、経口用気管チューブまたは経鼻用気管チュー ブの位置の調整・気管カニューレの交換・一時的ペースメーカーの操作及び管理などがあります。
2025年に団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となり、超高齢化社会を迎えます。そうした背景によりチーム医療や在宅医療の重要性が高まり、看護師に求められる役割が拡大。2015年に「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行され、特定看護師が誕生しました。
特定行為研修を受講するには、3~5年程度の実務経験を積んだうえで、厚生労働大臣が指定する指定研修機関への受講申請をしなければいけません。
特定看護師になることで、患者にタイムリーなケアを提供できる・活躍の場が広がる・職場で高評価を得られるなどのメリットがあります。
(1)認定看護管理者
認定看護管理者は、医療機関や介護施設の管理者として必要な知識・技術を持ち、組織の看護サービスを向上するスキルがあると認められた看護師のことです。
マネジメントのスペシャリストとして、看護師の教育体制の整備や人材育成、労働環境の整備、組織全体での医療事故の防止や安全管理の徹底などを行います。
認定看護管理者を受験するには、看護師免許取得後の実務経験が通算5年以上・そのうち通算3年以上は看護師長相当以上の看護管理経験があることに加え、下記のどちらかの要件を満たさなければいけません。
・認定看護管理者教育課程サードレベルを修了
・看護管理に関連する学問領域の修士以上の学位を取得
認定看護管理者教育課程は、ファーストレベル・セカンドレベル・サードレベルに分かれています。教育課程の時間数は合計465時間、受講料は受講する教育機関にもよりますが合計60万円以上かかります。
認定看護管理者を取得する主なメリットは、看護部門のトップマネジメントとして活躍できる、より高度な組織管理能力を身につけられる、昇進・昇給の機会が増えるなどです。
経験年数など取得条件が厳しいですが、その分、資格を持つ看護師のニーズは高いといえます。管理職を目指すのであれば、挑戦する価値は十分あるでしょう。
(2)特定看護師(特定行為研修修了者)
特定看護師とは、特定行為研修を修了した看護師のことです。医師や歯科医師が事前に作成した手順書に従うことを条件に、医師や歯科医師の判断を待たずに、特定行為と呼ばれる一定の診療補助業務を実施できます。
特定行為には、経口用気管チューブまたは経鼻用気管チュー ブの位置の調整・気管カニューレの交換・一時的ペースメーカーの操作及び管理などがあります。
2025年に団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となり、超高齢化社会を迎えます。そうした背景によりチーム医療や在宅医療の重要性が高まり、看護師に求められる役割が拡大。2015年に「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行され、特定看護師が誕生しました。
特定行為研修を受講するには、3~5年程度の実務経験を積んだうえで、厚生労働大臣が指定する指定研修機関への受講申請をしなければいけません。
特定看護師になることで、患者にタイムリーなケアを提供できる・活躍の場が広がる・職場で高評価を得られるなどのメリットがあります。
まとめ
認定看護師と専門看護師は、どちらも高い専門性を持つ看護のプロフェッショナルです。認定看護師は医療現場の最前線で質の高い看護を提供し、専門看護師は研究や教育、制度づくりなどより幅広く看護に関わるといった違いがあります。
どちらの資格も看護師資格と実務経験、所定の教育機関での学習が必要です。比較すると看護系大学院の修士課程を修了する必要があるため、専門看護師の方がハードルは高めです。
認定看護師や専門看護師の取得は、専門性の向上や年収アップといったメリットがある反面、費用や時間がかかる・職場によっては資格を活用できないといったデメリットがあります。
また認定看護管理者や特定看護師など他にもキャリアップの方法があります。
キャリアアップの方法に迷った場合は、医療業界専門の転職エージェントに相談するのも方法のひとつです。豊富な経験をもとに、その人に適したキャリアアップの方法をアドバイスしてくれます。
どちらの資格も看護師資格と実務経験、所定の教育機関での学習が必要です。比較すると看護系大学院の修士課程を修了する必要があるため、専門看護師の方がハードルは高めです。
認定看護師や専門看護師の取得は、専門性の向上や年収アップといったメリットがある反面、費用や時間がかかる・職場によっては資格を活用できないといったデメリットがあります。
また認定看護管理者や特定看護師など他にもキャリアップの方法があります。
キャリアアップの方法に迷った場合は、医療業界専門の転職エージェントに相談するのも方法のひとつです。豊富な経験をもとに、その人に適したキャリアアップの方法をアドバイスしてくれます。

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